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DIARIES

029まで旧307でのDIARIESとなります。

  • 2024年3月15日

2024.03.15 instagramより


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自動再生されるグランドピアノ




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本人が使用していたグランドピアノ





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『東風』『Merry Christmas Mr.Laurence』作曲時にも本人が使用していたシンセサイザー



間もなく1年というタイミングでYAMAHA銀座店にて本人が使用していた機材(ピアノやシンセサイザー等)の展示と自動再生※が行われるということで一昨日、足を運んで来ました。



※自動再生


本人演奏時のグランドピアノを自動再生。鍵盤はもちろん、ペダル部分も本人が演奏したものを記録させ自動的に再生させるもの。



本人が亡き今、LIVEを観ることはできない。


しかし、この自動再生で聴くことはできる。


そう、目を閉じればLIVEです。



曲は5曲。感無量のセットリスト。



aqua


energy flow


put your hands up


鉄道員


Merry Christmas Mr.Laurence



もちろん本人の演奏や意思があってこそ成り立つ企画ですが、スピーカーを通さずグランドピアノからのみの音で実施してくれたYAMAHA側には感服の一言。



あのタイミングで綴ろう、綴ろうと何度も筆を持ちましたが何故だか筆が進まなかった。温め過ぎた気持ちを綴ろうと思います。



__________



恐らくさいごにになるだろうと仰ったLIVE映像。何度も涙を流しました。


素晴らしい演奏でした。息子さんが制作した映画も素晴らしかったです。



数々の美しい曲、メロディ、和音、不協和音をありがとうございます。


貴方は日本では無く、地球の誇りです。


ベートーヴェン、バッハ、モーツァルトやチャック・ベリーと共に貴方の曲も一緒に宇宙を飛んで欲しい。切にそう感じます。



貴方のお陰で今、サブスクで音楽が聴け、たくさんの音楽と出会うことが出来ます。


ほんの一例になりましたがミュージシャンを超えアーティストとして、一人の人として素晴らしい姿勢をありがとうございました。



p.s プロジェクターに映るオーケストラの演者達と朝食中の写真(2019年撮影)を拝見しましたが、ご自身の周りの席を美少女で固める辺りには感服です。

  • 2023年4月25日

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Ahmad Jamal(以下ジャマル)をご存じでしょうか?

勝手ながらご存じない方が多いと感じています。


ジャマルはジャズのピアニスト。1950年代から活動をはじめ、2020年代にも新作をリリースしていたが去る4月の16日に永眠。


端的にお伝えすると以上です。


彼を


『1945年以降のJAZZの発展における重要性ではチャーリー・パーカーに次ぐ』

『ジャマルほど「間」とダイナミズムに長けたピアニストはいない。自分のインスピレーションのすべての源なんだ』byマイルス・デイヴィス


と評する声も多い。


近年ではロバート・グラスパーも彼から影響を受けていると口にしている。

HIP HOP好きな方でしたら彼がリーダーを担っていたTrioでの作品『THE AWAKENING』が多くのアーティストにサンプリングされていたことをご存じかと。


しかし、ここ日本では彼の訃報が大きなメディアに載ることはなかった。(こちらのチェック不足かもしれませんが)


簡潔に、何をお伝えしたいかと言いますと

決してメディア,SNS露出が多いものだけが『良い何か』ではない。

何方かの言葉を借りると『売れているものが良いものなら、世界一のラーメンはカップラーメンだよ。』

ということです。


寧ろ、『良い何か』は三者三様であり、あなたなり、自分なりのアンテナで『良い何か』を見つけていくものだとわたしたちは考えています。

そのため、わたしたちなりに素敵だなと感じたものも必要以上にアウトプットして来ませんでした。


しかし、ふとここまで歩んできた道を振り返ると

信頼できる何方かから『これ良いよ』と言われると素直にトライしてみる(聞く、見る、食べる、行く、着る等)という行動を起こしてきました。


そんな初期衝動前の『背中を押す』という役割を担いたいと最近ふつふつ感じております。


『背中を押す』というのがメディアという瞬間ももちろんあると思います。わたしたちもあります。

しかし、そればかりでは自分色がメディア色に近くなってしまう。


せっかくアナログな『店舗』という出会いの場。わたしたちなりに背中を押させて頂きます。

決してそれは衣服、家具、作品だけではなく音楽であったり、本であったり、、、『良い何か』に出会える307で在りたいと感じています。


307的名盤 Ahmad Jamal BUT NOT FOR MEから『BUT NOT FOR ME』、是非ご拝聴下さい。




  • 2023年4月9日

以前、修繕をさせて頂いた こちら

タイミング叶えばと、お話させて頂いていたT様とやっと叶いましたので同行して参りました。


まず、こういうタイミングで目に入ってしまうのが道具。


あ、これヴィンテージあるわ。。。と感じつつT様に伺うとやはり、この世界にもそれはあるそうで、沼だなと直ぐに悟りました。



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さて山や河川は時より行きますが、水上は非日常であり自然の美しさを感じながら私めも10代以来の釣りに挑戦。


実際にT様に同行させて頂き、ご注文時に拘られたていたが各所が機能として活きている点に気づき、あーなるほどなと肯くばかり。

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趣味とは、『誰にも強制されることなく、金銭的な得もないのについ行ってしまうこと』だと307は考えています。


ここでの釣果は残念な結果(T様当日、別箇所で釣果あったそうです。)でしたが、それを楽しむ姿や、納品時より味が出てきたこの一着はやはり格好が良いなと感じました。


このような機会、場に立ち合いができ、作り手としてこの上ない幸せです。


T様、重ね重ねになりますが誠にありがとうございました。


SERVICEに関してですが、一定のSERVICE以外には値段の設定がありません。

何故なら一着、一着つくりも違い、どのような需要があるかも定められないからです。

透明性が余りなくご不便をお掛けしますが、最初にご予算をお伝えさせて頂きます。

そこから、どうするか、逆にお安くできる方法はあるかなど、寄り添ったお直し生産を心掛けています。

(仮に衣服ではなくとも、バッグ類、キャンプ用品等も是非ご相談下さい。)


モノで溢れてしまっている世の中。

低価格で新しいモノを買う事も容易になり、買い替えるという選択肢を選びやすい時代です。


その分、いろんな思い出が詰まったモノは数少ないかと思います。

共に時を刻んでいける相棒のような衣服や道具はやはり格好が良いなと私たちは感じます。


是非、その衣服と長年を共にするお手伝いをさせて頂ければ光栄です。

ご要望やご相談等はお気軽にお問合せください。


E-mail → 307.san.maru.nana@gmail.com



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