- 2024年6月23日
photo diaries 01






雨も、晴れも楽しんだもの勝ち
- 2024年6月19日
オリジナル製作に当たって、製作者と製作背景に関して綴ります。

製作者は過去、都内百貨店にてプレタポルテのお直しを経験後、国内アルチザンブランドにて縫製、パターンなど生産全般を担当。現在は個人で製作とお直しを請け負っています。
ミシンや手縫いの技術はどれだけ縫って来たか?が顕著に出ます。そこに関して彼は既製の衣服のレベルを越えています。
縫製レベルはもちろん重要なのですが、それと同じ位にチーム製作では意思の疎通が重要だと感じます。
ステッチひとつとっても、カジュアルな印象になるか。フォーマルな印象になるか。こう言う意思を汲んでくれる製作者には中々出逢えない。(一概には言えませんがステッチが大きいとカジュアル、細かいとフォーマルな印象になります。)
今回のバッグに関しても彼は自分が伝えるイメージからパターン、縫製の手段を思考し形にしてくれた。
長年の付き合いもありこちらの意思を理解しているということもあると思うがそれ以上に彼自身が衣服が好きであり、衣服の探求を止めないからだと感じる。
今回のバッグは決してコーディネートとしてのSNSに映えるようなデザインのものではありません。(基本的にわたしたちはそう言う映えるデザインは好ましくありませんし)
ステッチはいるのか、いらないのか。
手縫いなのか、ミシンなのか。
持ち手の巾は何ミリにするのか。
縫い糸の太さは?
。。。。
映えないデザインも無数にあります。
タグやロゴが無くとも、つくりや発想を見て『307らしいな』と感じて頂けたら幸いです。

サンプルの第2段が届きました。(こちらの生地で販売になります。)
ここまで綴りましたが、今回のバッグで一番特徴的なのは恐らく生地です。笑
生地についてはまた次回に。
- 2024年6月12日
現在、307オリジナルのバッグを製作中です。

過去にリメイクは数回製作しましたが、0からのファッション的な製作物はお初です。
(ボードケースは趣味よりであり、ギアよりでしたし)
今回のバッグは何をつくろうか?から始まった訳では無く、『これ無くて困る』から始まりました。
無くて困ったバックの条件は
型は所謂トートで
至ってシンプルであること(プリントやロゴ無し)
自転車に乗りやすいこと
内ポケットがある
キャリーケースのハンドルにかけても引きずらない
レコードが入る
肩がけ、手持ちの両方が可
経年変化を楽しめること
生地は薄手であること
なかなかこの条件に当てはまるものが無く、結果『つくる』しかない。ということで製作に至りました。
つくるに当たって過去の私物を思い出してみた。
トートと言えば何故か長生きしている物は意外とあった。
どこかで貰ったノベルティだったり、古着屋で買ったカッスカスのやつだったり。。。
機能は至ってシンプルで肩がけ、内ポケなしのメインのみ。
手に入れてから時間が経っても特別お気に入りという訳ではないのについ手が伸びる便利なやつ。(パッと出掛ける時とか)
何も気にせずガツガツ使えるところもまた良い。
愛おしくも雑魚い量産型のトート。この要素は残しておきたい。
しかし、雑魚トートはカジュアル過ぎる。雑魚ではあるがカジュアル感は多少削りたい。
0からのつくりは我儘(課題)の連続で楽しい。
サンプル(生地はまた別ですが)も無事出来上がり最近は良く持ち歩いています。

低身長でも手持ちができるのは本当にありがたい。笑
本番の生地でのサンプルも楽しみです♪