top of page

035

  • 307
  • 2024年6月19日
  • 読了時間: 2分

更新日:2024年6月23日

オリジナル製作に当たって、製作者と製作背景に関して綴ります。


ree

製作者は過去、都内百貨店にてプレタポルテのお直しを経験後、国内アルチザンブランドにて縫製、パターンなど生産全般を担当。現在は個人で製作とお直しを請け負っています。


ミシンや手縫いの技術はどれだけ縫って来たか?が顕著に出ます。そこに関して彼は既製の衣服のレベルを越えています。


縫製レベルはもちろん重要なのですが、それと同じ位にチーム製作では意思の疎通が重要だと感じます。

ステッチひとつとっても、カジュアルな印象になるか。フォーマルな印象になるか。こう言う意思を汲んでくれる製作者には中々出逢えない。(一概には言えませんがステッチが大きいとカジュアル、細かいとフォーマルな印象になります。)


今回のバッグに関しても彼は自分が伝えるイメージからパターン、縫製の手段を思考し形にしてくれた。


長年の付き合いもありこちらの意思を理解しているということもあると思うがそれ以上に彼自身が衣服が好きであり、衣服の探求を止めないからだと感じる。


今回のバッグは決してコーディネートとしてのSNSに映えるようなデザインのものではありません。(基本的にわたしたちはそう言う映えるデザインは好ましくありませんし)


ステッチはいるのか、いらないのか。

手縫いなのか、ミシンなのか。

持ち手の巾は何ミリにするのか。

縫い糸の太さは?

。。。。


映えないデザインも無数にあります。

タグやロゴが無くとも、つくりや発想を見て『307らしいな』と感じて頂けたら幸いです。


ree

サンプルの第2段が届きました。(こちらの生地で販売になります。)


ここまで綴りましたが、今回のバッグで一番特徴的なのは恐らく生地です。笑

生地についてはまた次回に。

 
 

​307

​private showroom​

©2022 307 All Rights Reserved. about 307

bottom of page