- 2024年11月4日

すっかり秋めいて来ましたね。autumn leavesを積極的に聴きたくなります。笑

さて今回のバッグですが、実験的な試みも含めて販売会を行います。詳細はまだ発表できない部分もありますが現時点でお伝えできる部分が下記になります。
日時 11月下旬
場所 静岡市市街地
価格 22,000円(税込)
オンライン販売可
『実験的』と記した理由としては今回のバッグの型でオーダー会も行います。
サイズや仕様のオーダーという訳ではなく、お客様自身に生地を持ち込んで頂き、その生地で今回のバッグを製作するという試みです。

↑サンプルで作った裏無しのバッグ。所謂、シーチングと言う生地を使用しています。割と使ってますので少し味が出ちゃっているのはご愛嬌で。笑
『受身』とも捉えられる試みかもしれませんが、私たちとしは攻めの姿勢です。
好みであったり、使用用途でその方にとってのベストな生地は変わってきます。そして作り手が感じる生地を選ぶ楽しさという高揚も感じて頂ければ幸いです。
オーダーの方法も明記致します。
生地を持ち込んで頂く、ということでお値段は工賃のみになります。
各価格
裏地無し 無地 6,000円
裏地無し 柄 8,000円
裏地あり 無地 9,000円
裏地あり 柄 10,000円
生地以外ではショルダー部分の長さをオーダー可能です。目安としての長さはこちらで採寸致しますのでご参考にして頂ければと思います。
※裏無しの場合はポケットが2つになります。
その他の仕様の変更はございません。
裏地は基本こちらで用意をしたものを使用しますが、どうしても『これ!!』な方は裏地の持ち込みも可能です。
生地はカットされていない状態で1mご用意下さい。
※60㎝の生地と40㎝の生地では不可
※幅は生地によって違いはありますが長さが1mあれば問題ありません。
持ち込みの生地に関して
◯バッグに使われるような生地をお選び下さい。
例.綿、麻、毛、混紡も可能です。
◯レザー(合皮含む)不可
◯ニット素材(編物)不可
生地に関してご質問がございましたらお気軽にInstagramの dmよりお問合せください。
また遠方の方もご相談ごさいましたらお気軽にお問合せ頂ければ幸いです。
静岡市街地で生地を販売している店舗は2ヶ所ですかね。
あとは東静岡にもございます。
生地を選ぶのはデザインもありますが、使用用途にも繋がります。ガシガシとハードに使いたいなら綿で厚みがある生地。軽く気軽に持ちたいなら薄手の生地。出来上がりをイメージしながら生地を選ぶ楽しさは格別です。是非ご体感下さい。
お問合せ、是非お気軽に下さい。お待ちしております。
次回はこちらのジャケットを。

ほぼ見えてませんが、持っているバッグはサンプルのものです。笑
- 2024年10月30日
photo diaries 02






雨の楽しみ方がまた一つ増えました。また気ままにUPしていきます。
- 2024年10月23日
今回のバッグの生地を紹介致します。

黒が表、白っぽい色味が裏
先ず、素材はリネン(亜麻)100%。
素材で見たらリネン100%のトートはざらにあると思います。
そしてそのほとんどはほっこり(ニュアンス伝われば嬉しいです。)なデザインと言うか、ナチュラルなテイストのトートになっているかと。
今回の生地、ほっこり感は皆無です。
遡ること数ヶ月前、この生地と初対面した際に「なんか懐かしい。あー、マルジェラのペンキだったり、チープマンデー、April77辺りのコーティングされたデニムっぽい」
そう、00年代後半の雰囲気が生地から感じられる。

※自然光が当たる中で撮影をしていますが、光の当たり方でいろんな表情がある生地です。あくまでもご参考としての写真になります。
※誤解が無いよう記述します。今回の生地はデニムではありません。厚さも薄め(ライトオンス)になります。
機屋さん(生地メーカー)にこの生地について聞いてみると
「版画のかすれをイメージした生地で、リネン100%の生地の全面に顔料プリントをしたもの。経年の変化で革のように光沢が出る場所、シワが入り色落ちがする場所があったりと使う人ごとの味を楽しめる生地です。」
なるほど、このプリントがほっこり感を皆無にさせ、モードよりの雰囲気を醸し出していると納得致しました。
顔料プリント…Tシャツに良く使われているプリントの一種
しかし先にも記しように生地自体に化学繊維が入っていない為有機的な雰囲気もしますし、実際に数ヶ月使用していると有機的な雰囲気(経年変化)がより感じられます。
この生地を最大限に活かすにはシンプルなデザインが1番だと感じ、極力ステッチも省き今回の様なデザインに致しました。

サンプル納品時

サンプル数ヶ月使用後
機屋さんの説明通り、光沢感やシワが入り何処となく色落ちしている箇所が出てきました。
1年、2年…どんどん変化していくこのバッグを楽しんで頂ければ幸いです。
私自身もこのバッグがどんな変化をしていくのか、とても楽しみです。
◯ こちら、生地の都合上一度完売になりましたが、2つ分確保ができましたので改めて販売致します。
◯詳細は現在発表出来ませんが11月の末ごろに静岡にて販売致します。
◯前回分はお問合せ頂き完売した為気になる方はInstagram、dmよりお問合せ下さい。