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DIARIES

029まで旧307でのDIARIESとなります。

  • 2022年5月4日

『SERVICE ご依頼事例 005』



瘦せ型体系の悩みの種であるベルト。余りが以上に長くなったり、サイズが長く、そもそもスタート地点に立てないということも…

選択肢が少ないのは困りものですよね。


今回はそんなお悩みから、ベルト調整のご依頼を頂きました。


日常使いがしやすいようにというご要望もあり、元々のサイズ調整の仕組みは度外視をし長さを調整致しました。

↑もちろんご依頼主様には各要項、確認しつつ作業をさせて頂きました。


それぞれの個体で作りに違いがある為、一概に全ての調整ができます。と言い切れない部分もありますが、ご依頼主様のご要望をヒアリングしつつ日常使い、長く使えるお手伝いをさせて頂ければ幸いです。


また、そろそろ革物にとって大敵となるシーズンが到来ということでケアもさせて頂きました。


あの季節の前に、○ビてしまう前に、革にとってケアが大事になります。そんなお手伝いもさせて頂ければ幸いです。


今回のベルト以外でも小物や衣服でのお悩みございましたら是非ご相談下さい。


S様、誠にありがとうございました。


バックル、素晴らしく格好良かった。


  • 2022年4月26日

『見えない創意工夫』


昔とあるブランドに勤めていた頃、デザイナーに『表ばかりで服を見るな。裏もちゃんと見ろ』とビンテージのフライトジャケットを手渡されたことがあります。


そのフライトジャケットは裏地がボアになっていて、特殊な素材なのか?と素材ばかり見ようとしていました。しかし彼が言いたかったことは素材のことではなく、『裏、表をひっくり返してみろ』と言われひっくり返すとあることに気づきました。


そのジャケットの肘の内側にはボアが無く、コットンの別布が縫い付けられていました。これはパイロットが操縦する際にボアがストレスにならないよう配慮された工夫だと推測しました。

別布になっていた正解はわからないままですが、そこから衣服を見るときはひっくり返し見る癖がつきました。


誰もが情報発信ができるようになり、画面上での評価が重要視されることが多くなってきた昨今。

今まで以上に裏というものが重要視されていないと感じます。


しかし衣服は人を包むものなので必ず裏(内側)があり、その裏が表を形成していると言っても過言ではありません。


307の作品の中にも見えない創意工夫が多数ございます。衣服を見るとき是非『ひっくり返してみて下さい』

きっと今まで気づかない何かを発見できます。


そこが出会いのきっかけとなれば幸いです。

  • 2022年4月17日

『CLOTHES CARE』

受付時着用しているスーツはかれこれ10年選手。

体型も維持し、サイズ感も特に変わっていません。


自分でも変なマメさがあることは理解していますが、着用後はブラシをかけ、入浴後の浴室に吊るし湿気を吸わせてしわを取っています。

もちろんスーツなので、着用出番が中々ない時期もありました。

それでも虫食いやカビと言った衣服としてマイナスになってしまうダメージを受けたことはありません。

ケアと体型で一生ものになる衣服はたくさんあります。


毎シーズン衣服を買い足して、最新のものを着て、、、世ではこれがおしゃれなのかもしれません。

けれども、変わらないことにも格好良さがあると信じています。

白髪が交じる頃、20代のころに、30代のころに、、、と言える衣服でクローゼットを埋めたい。


そんな経験や思いからボタンの販売や衣服のケアをはじめることにしました。


ボタンは水牛のモノを販売。

現在、カジュアルなものでも水牛のモノが多く使用されるようになりました。


残念なことに静岡には水牛のボタンを扱うお店を自分では発見が出来ず、販売に至りました。


CLOTHES CAREはボタンが取れそう、しわが目立つ等のちょっとしたストレスを解消し、お気に入りの衣服を長くご愛用頂くためのサービスになります。

ブランドやつくりを語ることももちろん素敵なことですが、長年付き添った思い出を語れる衣服やそれを着る姿はとても格好が良いものだと感じます。


衣服の出し入れが多い4月、是非CLOTHES CAREをご利用下さい。


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