- 2023年3月7日
『いくつになっても』

いつもお世話になっている静岡市のとあるピザ屋の店主。
ジブリに出てましたよね?と伺いたくなる出立ち。
いつだったか?店に足を運ぶと何枚も重ねた布を一所懸命に縫っていた。
何作ってるんですか?
身体の線が細いからウディ•アレンみたいに猫背っぽくジャケット着れないからこれ詰めるんだよ。
丁度形になったから写真撮ってよ。
いつもカメラを向けると照れてる店主もシュッとしてくれ撮影。
写真でビフォー、アフターを見比べる。


良い感じだね♪
決まってますよと伝えると
恥ずかしそうにニヤニヤしていた。
いくつになっても格好付けたい店主。
でも何処か抜けていて、この日も後頭部の寝癖は絶好調だったし、時よりニットは裏表になっている。
キャラクターってずるいなと思いつつ、今年で80歳になったというのにクラリネットを練習している姿勢には脱帽です。
こういう手本を見せられた日には心から
いくつになっても格好良くいたいし、良い趣味を持っていたい
そう思う夜でした。
- 2023年2月20日
2023.02.20 instagramより
どんなにコストパフォーマンスが良い代替えがあっても、大好きな何かはちゃんと体感したい。
音楽はそのうちの1つ。
LPで、真空管で聴く理由はその時代はそれで聴く事が当たり前で(それしかない)、それで聴くことを前提に録音がされていたから。
音楽を聴くということがメインで購入していますが、ジャケットもデータよりCDよりLPが格好が良い。
どんどん増えて置き場所に困ることもあるが、時よりこんな仕掛けもあるからグッと来ずにはいられない。


- 2023年2月17日
2023.02.17 instagramより

わたしたちは、作品本来の『つくり』を見て、感じ、ご自身の生活に合うものをご購入頂きたいと願っています。
例えH社のHが無くてもその素晴らしい『つくり』からH社を感じることができます。
数字の布を取ってもそのデザインの『発想』、『奥行き』からMを感じることもできます。
これはわたしたち307の考えですが、これが本来の『モノの良さを感じる』ということではないでしょうか。
もちろんわたしたちも『モノ』を選ぶ際には名前(ブランド)という安心感を取っ払い『つくり』を読み取って選んでいます。
今回ご紹介させて頂く『moe ohara』の作品は取っ払う前にその安心感がありません。
作品の何処にもその名は記載されていないのです。『つくり』そのものが彼女の名刺がわり。この『つくり』が彼女の作品だと感じさせてくれます。
素材は和紙。書道での練習書きに使用された上質な和紙を再生し、造形を製作。そしてこの作品は全て土に還ります。
つくりから感じとる『moe ohara』というオンリーワンな作品を是非、ご体感頂下さい。
明日2/18より307にてお披露目致します。
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これまで、生きることと同じくらい自然な衝動で、その時々、直感的に手を動かし、平面、立体、音、いつも何かしら作ってまいりました。
親も、そのまた親も、“作る”仕事をしており、子どもの頃から現場を見て育ちました。作るものに人が込めること、そして「宿る」ことを、心で知りました。これからも大切にしていきたい気持ちです。
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