- 2024年9月17日
更新が2ヶ月半空いてしまいました。
さて、どうしたものか、、、となると考え込み過ぎてしまう悪い癖が出てしまいました。
単刀直入に申しますと、今回企画していたバッグはすでに完売となりました。
こちらをご覧になり、お問合せからご購入頂き誠にありがとうございます。
かなり生産数が少なくなり、このような形になってしまい楽しみにして頂いた方には申し訳なく感じています。
今回の生地では恐らくですが、再生産は出来ないと思います。
何処かで、何かしらで販売を行えたらと企てています。
一般的な販売とは異なるかもしれません。
バッグという一種の『道具』には衣服同様に千差万別の需要があると思います。それを無理くりに『このバッグは良いです。』と言えませんし、思ってもいません。
普段、電車で移動をしている方は車移動の方のバッグを想像でしか提案できません。
逆もそうです。
どなたにも最適解になるようなひとつのバッグは存在しません。
ご自身の需要をご自身で見つめられるような販売ができたら幸いです。
とは言え、基本の形は今回のこの形です。


また近々、完売した生地にはなりますが改めてバッグをご紹介させて頂きます。
重複致しますが、今回のバッグを楽しみにして頂いた方々、誠に申し訳ございませんでした。
- 2024年6月23日
photo diaries 01






雨も、晴れも楽しんだもの勝ち
- 2024年6月19日
オリジナル製作に当たって、製作者と製作背景に関して綴ります。

製作者は過去、都内百貨店にてプレタポルテのお直しを経験後、国内アルチザンブランドにて縫製、パターンなど生産全般を担当。現在は個人で製作とお直しを請け負っています。
ミシンや手縫いの技術はどれだけ縫って来たか?が顕著に出ます。そこに関して彼は既製の衣服のレベルを越えています。
縫製レベルはもちろん重要なのですが、それと同じ位にチーム製作では意思の疎通が重要だと感じます。
ステッチひとつとっても、カジュアルな印象になるか。フォーマルな印象になるか。こう言う意思を汲んでくれる製作者には中々出逢えない。(一概には言えませんがステッチが大きいとカジュアル、細かいとフォーマルな印象になります。)
今回のバッグに関しても彼は自分が伝えるイメージからパターン、縫製の手段を思考し形にしてくれた。
長年の付き合いもありこちらの意思を理解しているということもあると思うがそれ以上に彼自身が衣服が好きであり、衣服の探求を止めないからだと感じる。
今回のバッグは決してコーディネートとしてのSNSに映えるようなデザインのものではありません。(基本的にわたしたちはそう言う映えるデザインは好ましくありませんし)
ステッチはいるのか、いらないのか。
手縫いなのか、ミシンなのか。
持ち手の巾は何ミリにするのか。
縫い糸の太さは?
。。。。
映えないデザインも無数にあります。
タグやロゴが無くとも、つくりや発想を見て『307らしいな』と感じて頂けたら幸いです。

サンプルの第2段が届きました。(こちらの生地で販売になります。)
ここまで綴りましたが、今回のバッグで一番特徴的なのは恐らく生地です。笑
生地についてはまた次回に。