022
- 307
- 2022年9月4日
- 読了時間: 2分
更新日:2024年5月25日
ご無沙汰しております。
少しずつですが、過ごしやすい気候になってきました。
夜の音も夏から秋を感じられる今日この頃。みなさまいかがお過ごしでしょうか?
6、7、8月の3か月間は刺激的な、、、とも言えず、かと言って怠慢をしている、とも言えない日々を過ごしています。
考えたくないことを考えたり、いろんな感情が込み上げてくることもありますが、何とか平常心を保っています。
そんな日々の中である映画を見て感銘しました。
簡潔にまとめてしまうと、今まであった文化に新しい技術が組み込まれいく。というなんの変哲もないことを題材にした映画です。
しかし主人公は今までの技法だからこそ、その文化はアートであり、自分の仕事なんだと進化を拒み我が道を進んでいきます。
そんな彼に周りは付いて行くことはなく、どんどん孤立をしていきます。
片やその主人公に感化され、その文化の世界に足を踏み入れた若者は新しい技術を受け入れ、成功への道を進んでいきます。
若者の成功を横目で見ながら、主人公は自暴自棄する中で『自分は何をしているのだ、何をしてきたのだ。』と自分に問いかけます。
そしてついに吹っ切れた主人公は新しい技術を受け入れ、また一からその文化の世界に進んでいきます。
映画を見ながら自分も主人公のように『これ以上技術の進化をする必要がないのでは?』という思考を持っていた時期があり、過去のものに憧れや尊敬の気持ちを持っていました。
幸いいろんな方と話す機会も多く少しずつ技術の進化を受け入れるという気持ちが自分にも芽生えていました。しかし受けいれるということが出来てもそれを取り入れるということが中々出来ず、モヤモヤはずっと残ったままでいます。
先ほどの映画を見てずるいなーっと(語彙力がなくすいません。笑)感銘を受けた点はこの映画がモノクロ映画であり、且つサイレントであること。そして2010年代に公開された映画だということです。
そして何より『過去の技術を使いながら進化(前進)していく姿勢を伝える』ということです。
この映画を見た後、不思議と先ほど記したモヤモヤが少し紐解けました。
307はものづくりという観点では現在何一つ実績がありません。これから新しい形で何かお披露目できればと前進する姿勢になる映画であり、夏となりました。

さて、ここから少しずつ10月のOPENに向けて情報を発信していきます。ご期待に応えられる何かがありましたら幸いです。